本日は、堺市旧市街の自転車部品のルーツとなる『堺打刃物』と、『鉄砲(火縄銃)』を中心に、普段より走行距離は短めですが歴史文化薫る自転車散歩でした。
本日も快晴の中、当博物館を出発し、最初は堺打刃物の榎並刃物製作所を見学。
堺の打刃物は、堺の産業で昔から行われている分業制で、鍛冶屋と研ぎ屋に分かれており伺ったのは鍛冶屋さんとなります。機械を導入していますが、人の力助ける意味で、全て職人さんが経験と努力で得た技術で作られております。
途中、創業明治20年の燻主堂さんにより、お香の香りに包まれながら、ご丁寧に線香の製造工程を教えていただきました。
続いて、鉄砲館を見学、こちらでは解説していただき、火縄銃の伝来、堺がなぜ江戸時代に生産数日本一になれたのか、またどのよう作られ、分業していたかの歴史や、今も残る堺の街並みの成り立ちなどを、分かりやすく面白く解説いただきました。
堺の産業の一つに自転車・自転車部品製造があり、当博物館も所在していますが、なぜ?どうして?をしることで、堺には様々な人の創意工夫と文化から成り立つ産業があり、ますます堺を好きになる一日でした。
参加者の皆様、本日はご参加いただきありがとうございました。