室町時代、国際貿易で栄えた堺は、環濠都市として発展します。戦国時代を経て刃物や鉄砲の生産、茶の湯の文化等が江戸時代を通して連綿と現代に続きます。今日の自転車散歩は関西文化の日にちなんで、そんな堺の歴史・文化に触れる自転車散歩です。
そして特別に堺観光ボランティア協会の方にガイドをお願いしました。
まずは旧環濠エリア北西端の七道に向かいます。
江戸時代初期からこの辺りに鉄砲の試射場があったようで、そのことを示す石碑が発掘されています。
そして七道駅前には、日本人で初めてチベットに入った河口慧海の銅像があります。慧海はこのあたりで生まれたとのことです。
七道駅からすぐのところに鉄炮鍛冶屋敷と慧海ゆかりの清学院がありますが、この2つの記念館は背中合わせになっていて、この日は関西文化の日ということもあって入館無料でした。鉄炮の作り方や清学院の見学をして次に向かいます。
しばらく南下すると山口家住宅です。
第二次大戦で堺は焼け野原となりますが、環濠北部には戦災を逃れた江戸時代の家並が残っています。
山口家住宅もその一つ。江戸時代初期に建てられたもので往時の人々の暮らしぶりがうかがえます。
京の着倒れ、大阪の食い倒れ、堺の建て倒れとも言われたように、堺衆の羽振りのよさを垣間見ることができます。
次に月蔵寺です。
ガイドの方からこんな話を聞きました。このお寺には、大阪夏の陣で豊臣方で堺を焼き払った大野治胤と、その復興で元和の町割りを行った風間六右衛門の墓があるのです。六右衛門は町割りで一部の寺社からその配置に異議が出たことで自刃に追い込まれたのです。
堺のお寺ならではの因縁話かも知れません。
その後、本願寺堺別院から堺伝匠館、そして本家小嶋屋でけし餅を楽しみました。
最後に「さかい利晶の杜」で堺環濠の町割りから利休や晶子の足跡を再確認してこの日の旧市街探訪サイクリングの旅を締めくくりました。
堺にはたくさんの見どころがありますが、ガイドの方のお話を聞きながら巡ることでまた深い味わいのあるサイクリングとなりました。
歩いて回っていたら大変ですが、自転車を使うことでとても有意義な時間を楽しむことができました。
みなさんも歴史や人を訪ねる自転車小旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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