今日の健康サイクリングは『紅葉の泉北丘陵サイクリング』です。
すがすがしい秋晴れの朝、泉北ニュータウンの荒山公園（こうぜんこうえん）に参加者の皆さんが集まってきました。
ここから泉北緑道～天野街道を金剛寺に向かいます。散歩されている方々に声かけをしながら十分注意して走ります。

泉北ニュータウンと狭山ニュウータウンの間に位置する陶器山丘陵。
その尾根道となる天野街道は、住宅地からすぐのところにありながら木々の梢のトンネルを抜けていくとても気持ちの良い道です。

青空と紅葉の織り成す景観に見とれながら進むと、ふとしたことに気が付きます。
木々は色づき始めているのですが、場所によって紅葉の進み方に差があるのです。ほんの少しの地形や植生の違いがこのような違いを生むのですね。
自転車に乗っているとそんなことにまで想いを巡らせてしまうのが不思議です。

陶器山を出ると天野街道は車道と合流します。
天野川に沿った旧街道を進むと程なく金剛寺に到着です。

歴史的建造物などの前では、観光ボランティア協会のガイドの方の解説を興味深く聞く事が出来秋にふさわしい歴史文化も楽しめたサイクリングでした。

奈良時代に行基が開いたとされる天野山金剛寺は別名女人高野とも呼ばれているお寺です。高野山が女人禁制だったことからそのように呼ばれたということです。
南北朝時代には南朝の拠点にもなりました。その後、大きな戦火に合わなかったこともあり貴重な文化財が多く残されています。

さて、帰路は天野川の東側を走るルートをとり泉北ニュータウンに戻ります。

槇塚台からニュータウンに入り泉北緑道を戻ると、大蓮池（大蓮公園）の水が抜けていることを発見。
そういえば、朝の集合地、荒山公園の新池も水がありませんでした。この季節、湖底の土や生物を管理する「搔い堀り」でしょうか。

秋の空気をたっぷり満喫して戻ってきました。サイクリングに一番の季節、少々アップダウンは多めでしたが気持ちの良いサイクリングとなりました。
本日の参加者の皆様お疲れ様でした。